Leica M9-P + SONNETAR 50mm F1.12015-02-14 家
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学生の頃、私は自分で考えるということをしない人間でした。
誰かの真似をするというのでしょうか?
きまったルーチンの通りしていました。
「考えるのって面倒くさい。」
ということを言った時、先輩の友人に叱られました。
結構痛烈に叱られました。それでは将来ダメな人間になるよと。
軽い気持ちで言ったつもりだったのですが、ひどく叱られてその時結構ショックでした。
同時に「なにクソ!」と思ったのを覚えています。その後ずっとその事は引きずりました。
社会人になって、普段から自分で物事を考えない私はすぐに壁にぶつかりました。
そして、営業として(とういうか人間として)気が利かない私に上司と先輩方から
クソミソに毎日怒られました。
ある意味人格否定までされたと思います。
30歳前半まで頻繁に怒られました。
私の弱点でもあったので、それを指摘されるとひどく落ち込みました。
でもその欠点を直そうと必死に頑張りました。
仕事よりその欠点を直す事の方が必死だったと思います。
毎日毎日悩んで悩んで本当に辛かった日々でした。
気づくとそういう事をあまり指摘されなくなりました。
それは歳をとったから指摘されなくなったのもあるかとは思います。
(気がきなかいとかは・・・。)
でも一つだけ自分でも変わったと思うことがあります。
それは「自ら考え行動する。創意工夫する。」という事です。
ずっと営業してきたからかもしれません。
特に現在の職種はかなりの範疇で「自分で考え行動する。」事を求められます。
気づいたら周囲から(特に上司から)、創意工夫をする人間と見られるようになりました。
気づくと営業として新規獲得数が全国TOPレベルの営業マンになるようになりました。
(売上げUP率は全然大した事ないんですけどね・・・。)
自分では全然ダメだと思っているのに、私より獲得数が少ない営業マンがたくさんいることに気づきました。
私自身は普通にやっているだけなのに、周囲は良い風に見てくれている。
嬉しいけど、なぜだかわからない。
逆に、なぜこんな風に皆ができないのか理解できないようになりました。
「もっと考えたらいいのに・・・。なんでこんな事気が利かないの?」とか・・・。
ここ数年のことの出来事なのですが、気づいたらそうなっていました。
でもこれにはもちろん訳があって、周囲からの指摘をずっと受けていたらでした。
本当にありがたかったと思います。
同じ弱点をもっていても叱られる人と叱られない人っていますよね?
私はとても叱られる人間でした。今でも思うのは叱りやすくて、叱りがいがある人間だったと思います。
叱られない人って言い訳したり、恨んだり、それを態度に出したりする人だと思います。
私は自分がダメなんだと常に思っていたので、バカみたいに素直に聞いて、必死に直そうとしている姿が周囲からすれば、
「かわいそうななつだなぁ。また同じミスしている。こいつ悪気はないだろうなぁ。もったいないなぁ。」
って思ってもらえたのかと思っています。
私は今も昔も欠陥だらけの人間ですが、唯一救いだったのはバカみたいに素直で一生懸命だったんだと思います。
私もそうなのですが、素直で一生懸命な奴には助けてやりたいと思います。かわいいなぁと思います。
そうしてたくさんの人に助けてもらったからこそ今の自分があるんだなぁと最近ひどく感じます。
沢山採用獲得できるようになったのも、創意工夫したのもありますが、なんか必死だからかわいそうだから買ってやろうかなぁ。と思ってもらえたと思います。
でも私も結構良い歳になりました。
熱意とお情け頂戴営業ではなくもっともっと営業としてのスキルを磨かないといけないなと自戒しつつ今日の独り言とさせていただきます。
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