2016年 04月 23日

scene1377:地震が多い日本で原発を本当に稼働していいの?

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Leica M7 + Noctilux 50mm F0.95 ASPH.
2016-03-21 上板橋駅周辺
FUJICOLOR 100 業務記録用カラーフィルム
自家現像(CN-16処理)
*写真を1クリックすると大きくなります。

本日は熊本地震関連でどうしても知ってもらいたいコトです。

鹿児島県の川内(せんだい)原発を止めろ、という声があることについてお話しします。

地震が起きたし、日本列島中どこでも活断層があり、そんな所に原発を作って稼働させるのは
誰が考えても怖いですよね。

私だって「何も知らなければ」感覚的にそう思います。

しかし、今日はその考えが全く間違った「感覚」であるコトを「数字」を交えてご説明いたします。




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Leica M7 + Noctilux 50mm F0.95 ASPH.
2016-03-21 上板橋駅周辺
FUJICOLOR 100 業務記録用カラーフィルム
自家現像(CN-16処理)
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「鹿児島県の川内(せんだい)原発を止めろ!」

こういう声は主に野党の政治家から出てきますが、実は与党の中にも実際にあり、マスコミでも取り上げられています。

これは実は、5年前の福島原子力災害の原因がいかに国民に理解されてないかと、政治家はいかに不勉強かということだと思います。

福島であの時何があったのか?

あの重大な事故を起こした福島第一原発も運命の2011年3月11日午後2時46分、
つまり地震の揺れが始まった時に、ぴたりと自動停止しています。

全ての原子炉が無事に自動停止しました。
原発は全てそれが仕組みになっており、日本だけじゃなくて世界の原発でこの自動停止っていうのがちゃんと機能してます。

福島原子力災害は地震の揺れで起きたのではなくて、そのあとに押し寄せた津波に対して準備が極めて不十分だった。
そのために起きた人災です。

今日の話しの元ネタの独立総合研究所社長 青山繁晴氏が2011年4月22日、原子力災害が始まって1カ月強の時に、
作業員以外では初めて構内に入られ、その時に4号炉っていう原子炉の建屋を一番しっかり見られました。
なぜ見れたかというと、ここだけがシャッターが開いてたからです。

シャッターって言っても、ものすごい巨大なシャッターです。
大きなトラックが、荷物を搬入しようとしてそこで地震が来たので開いたままになっていました。
その中はどんな細管、細いパイプもずれてもいなかったらしい。

つまり日本の原発は、あのひどい地震の揺れには耐えたんですね。

もちろんこれはあくまでも一例ですが、もしも福島原子力災害が地震の揺れで起きたのなら、
すぐここの北にあって同じような揺れに襲われた、東北電力の女川(おながわ)原発はなぜ無事だったのか?

女川原発は、福島第一と違ってちゃんと高台につくってあったので津波を免れました。

では福島は津波で壊れたのか?

違います。実際には海水に浸された程度です。津波にも耐えた。
耐えたんです。

地震にも耐えて、津波にも耐えた。

しかし、非常用電源を地下に作ってあったため非常用電源で機能しなくなり、
その為に原子炉を冷やせなくなって炉心融解を起こしたのです。

なぜ地下に作ったか?

そもそも福島の原子炉はアメリカのGE社から買わされてた「欠陥炉」であり、
地震に弱い「沸騰水型軽水炉」である為、アメリカでも地震の多い地域にはこのタイプは絶対に建てない。

地震の多い地域には「加圧水型軽水炉」を建てる。
この問題は当のGEの技術者から1970年代から指摘されていた。

沸騰水型軽水炉は構造上、地上数十メートルにもなります。
万一原子炉を冷却できなくなった場合、TVでみたような放水車では届かず、ヘリコプターから水を
かけなければならない。でも福島でもあった通りそんなことは無理です。

一方の加圧水型軽水炉は地上に天井があるので、いざとなったら地上からバケツリレーで冷やせる。
現在の新しい日本の原子炉の多くは加圧水型軽水炉となります。

なのに地震大国日本にアメリカが売りつけた。
そして日本はアメリカの言うがままに購入し、さらには工事自体もアメリカにお任せした。

その結果、「ハリケーン対策」として、非常用電源は地下に作った。
日本でハリケーン??つまり、地震に弱い原子炉を、日本にありえない天災を想定して非常用電源を設置したんです。

つまり人災以外の何物でもありません。

さらに付け加えると、地震の後に女川原発の周辺の住民はどこで避難所生活を送ったのか?

女川原発の構内です。
つまり、女川原発の構内が地震に一番安心と言う事が地震でも証明されたからなんです。

ここまで書いても「そうは言っても・・・。」と思う方も当然いらっしゃると思うので数字で付け加えます。

ここで、鹿児島の川内原発の話しに戻ります。

再稼働中の川内原発では、現実にどれぐらい揺れたかというと場所によって違いますが、
8.6ガルから12.6ガルです。

ガルというのは加速度の単位で、要は瞬間的に建物にどれぐらい力がかかるかっていうことです。

そして川内原発が自動停止する基準っていうのは、構内の場所によって基準が違いますが、
160ガルから260ガルです。

全然話にならないぐらい違うんですね。

しかも福島のあと原子力規制委員会が定めた基準で、どれぐらいの揺れに最大耐えなきゃ
いけないかというのが、620ガルなんです。

もう一度言いますが実際には、川内原発では10前後のガルしか揺れてません。

これを止めるんだったら、そもそも科学技術はいつも感情論に負けていて、
私たちの技術文明は意味をなさないことになっちゃいます。

こうした誤解が生まれるのも、実は福島の事実っていうものがちゃんと是正されてないからであって、
現在の安倍政権も前の政権が発表したことをそのまま受け継いでいて、何も説明しないで
再稼働だけするから、こういう誤解が生まれてると私も思います。

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by rangefinder-love | 2016-04-23 17:00 | 本当に伝えたい事 | Trackback | Comments(0)
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