Leica M9-P + Noctilux 50mm F0.95 ASPH.
2016-02-19 八丈島 名古の展望台
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昨日久しぶりに「本当に伝えたい事シリーズ」の記事を書きました。明日は震災の日だけど、まあいいかと思いました。
今日、Face Bookの記事である写真を見ました。
Photos of Japan After Earthquake and Tsunami - Photographs - NYTimes.com
最初の写真から言葉を失いました。
私の記憶は忘れまいと思いながらも完全に忘れていたと感じました。
写真とはこうも鮮明に記憶を呼び起こすものなのか・・・。
当時は火葬場もなく、みんな土葬で埋葬されたと聞きましたが、実際にその写真を見た事はありませんでした。
写真を見て言葉を失いました。
写真を見ながら、私が今、家族を失ったら多分立ち直れないと思いました。
改めて、ここから立ち直った方々に敬意を表したいと思います。
そして、今日はやっぱりこの写真を皆さんに見てもらおうと思って昨日書いた今日の記事を1日明日にずらしました。
Leica M9-P + Noctilux 50mm F0.95 ASPH.
2016-02-19 八丈島
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会社で私の斜め前に座っていた女の子は、里帰り出産で出産後1ヶ月目に津波で帰らぬ人となりました。
そして今も見つかっていません。赤ちゃんとともに。
だから、土葬されてもいない。彼女を祈る場所も本当の意味ではない。
私は今、彼女が担当していた取引先を一部担当しています。
その取引先の中で、以前に生前の彼女の話をしてくれる社長さんがいました。
写真を見てから、今日の最後の訪問先はその社長さんに決めました。
なんとなくその方が、彼女も喜んでくれる気がして、すがるような思いで会いに行きました。
そこで、社長さんは彼女がくれたネクタイを震災後からボロボロになるまでつけてくれていた事を聞きました。
私は涙が止まらなくなって、社長さんの前で嗚咽してしまいました。
今までも3.11以外の日でも彼女の事は時々思い出していましたが、今日紹介したNY Timesの写真が
私の心をえぐり出しました。
彼女と震災で犠牲になられた方のご冥福と、震災後毎日を生きてらっしゃる方々に敬意を表すると共に
私も頑張って生きていこうと思いました。
多くの人が誤解している、そして知るとショックを受けられる内容です。ですが読んで、是非知ってください。
そんな思いで順位UPを願っています。
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