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2015-05-31 金沢八景
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先週日曜日にキス・カサゴ釣りに行ってきました。
疲れる事がわかっていたので月曜日は仕事は休みを取ることにしてやる気マンマン!
結果キス10匹・カサゴ5匹釣れました。
いらない人からキス5匹とトラギス1匹もらってその日のうちにさばきました。
今回の餌はイソメ(ムカデとミミズの中間みたいな生き餌)で針につけるだけでも大変。
しかたなくラジオペンチで頭を切断し出血し弱ったところを針で串刺しに・・・。
当然ながらペンチで切断したときは暴れまわります。
痛いんだろうなぁ・・・。と思いながらリールを投げるとなんと右の人差指に投げた針が
刺さってしまいました。
戻り針であり、深く刺さってしまい取れない!!
外すのに10分ぐらい格闘しました。(ほんと怖いし、痛かった・・・。)
この後は「こいつらほんと痛いんだろうなぁ・・・。」
と餌と釣った魚に詫びながら釣るという感じでした。
キスはすぐに餌を飲んじゃって針が取れないまま死んでいったり罪悪感満載。
そんな釣りをした後で帰ってからクーラーボックスを開けるとまだカサゴがみんな生きている・・・。
氷水なのに・・・。なんという生命力。
かわいそすぎる・・・。と思って急いで生きているカサゴなんとか死なせようとさらに氷水攻撃。
その間すでに死んでいるキスをさばいて1時間が経過。
でもカサゴみんな死なない。
もういたたまれなくなって急いでカサゴを生きたまま解体。
鱗をとり、腹をかっさばいて内臓を全て取り出し、最後は両エラを指で剥ぎ取る。
なんとも酷い殺し方をしましたが、それが正しい捌き方なのでどうしようもない。
全部取られたのにまだ動く、というか皿の上で跳ねる。エラもないのに呼吸しようとする。
でも今日はキスの天ぷらの用意をしていたのでカサゴはラップして冷蔵庫で一日寝かせました。
翌日夜にさすがに見るとカサゴは死んでいましたが、まるで生きているように綺麗でした。
そこから全身に片栗粉と小麦粉をつけていると、まるで「注文の多い料理店」みたいだなぁ・・・。
なんて思いました。
油の中に投入するとすごい音を立てながら全身が茶色く唐揚げに・・・。
さすがに餌をつけるところから釣って、解体して、料理して食べるという動作をすると
いつもすることですが、カサゴを食べる前に自然に合掌していました。
「いのちをいただきます・・・。ごめんなさい。そしてありがとうございます・・・。」
私は自炊をする方ですが、スーパーで材料を買うときは肉であれ魚であり大抵解体されており原型をとどめていなく、そして血も内臓もついてない綺麗なものを買います。
知らず知らずのうちに動いている動物と目の前にある食材が別物のような錯覚したまま調理し食べています。
それが今回の釣りで、私は生きていたもののいのちを奪って、それを食べて生きている。
いや生かされている・・・。これって奇跡みたいな・・・。
ほんとうにありがたい。死んでくれたものの分まで生きないと・・・。
とかなりしみじみと考えさせられました・・・。
そしてそう考えると残さず、骨までバキバキさせながら全部食べました。
なんか良い社会勉強した感じです。
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