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2015年 02月 01日

scene951: 国としての目標。大化の改新と『国体』について

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2015-01-31
銀座 野の花 司
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今日は、家で15時まで仕事していたら眠たくなって寝てしまい、気づくと18時でした…。

さて、昨日からの続きを…。
(書けば書くほど、今回の話はテーマがでかすぎて脱線しまくります…。)

日本は昔は国としての目標がありました。

それは「日本が日本であり続ける為に外圧があっても『国体』を守り独立し続ける事」です。

近代日本ではその家族のあり方から始まって、こういう国にしましょうという明治天皇が作った「教育勅語」がありました。
これが広く一般国民が目指した「日本」でした。

ここで、少しだけ教育勅語の内容に触れます。

12の徳目
1 父母ニ孝ニ (親に孝養を尽くしましょう)
2 兄弟ニ友ニ (兄弟・姉妹は仲良くしましょう)
3 夫婦相和シ (夫婦は互いに分を守り仲睦まじくしましょう)
4 朋友相信シ (友だちはお互いに信じ合いましょう)
5 恭儉己レヲ持シ (自分の言動を慎みましょう)
6 博愛衆ニ及ホシ (広く全ての人に慈愛の手を差し伸べましょう)
7 學ヲ修メ業ヲ習ヒ (勉学に励み職業を身につけましょう)
8 以テ智能ヲ啓發シ (知識を養い才能を伸ばしましょう)
9 德器ヲ成就シ (人格の向上に努めましょう)
10 進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ (広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう)
11 常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ (法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう)
12 一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ 
          (国に危機があったなら自発的に国のため力を尽くし、それにより永遠の皇国を支えましょう)

以上の事を、まず自分(天皇陛下)が率先して実行するので、皆さんもやりましょうね。とお話しされております。

これを学校教育で科目としてあったのが「修身」という授業です。

日本は昔から中国大陸からの侵略から自国の独立から守る為にたゆま無い努力をしてきました。

日本は天皇陛下を中心とし、国民は全員天皇陛下の宝物(おおみたから)であり、時の施政者はあくまで天皇陛下の代理として政治を任されているだけです。
だからこそ「宝物」の国民を幸せにしなければいけない義務があったのです。

その元で国民の為の政治が行われるので、日本国民は幸せでした。




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2015-01-31
銀座 野の花 司
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このシステムが完成したのはあの有名な「大化の改新」です。
つまり現在の日本の政治の基本的原則は西暦645年からずっと続いています。
(戦後、学校では年号と政変があった事だけ教えて肝心な事は教えていません。)

「大化の改新」は大陸の支配から日本を守る為により先進的な政治体系を作らなければ対抗できないと考えた末の決断でした。

あの広い大陸からの圧力というものは今よりもっともっと凄いものです。
何せ人口が違いますらね。当時の戦争は今よりも人の数に頼る所が多い。
そのためには高度な政治体系を作り、国民一人一人が国を意識し、目標を明確にし、一丸となる必要がありました。

私たちは学校教育で戦争に負けて、アメリカがやってきて今の民主主義国家ができたんだと教えられましたが、全然違います。
ずっとずっと民主主義国家だったのです。
というか、世界最古の民主主義国家だったです。

日本は1370年も政治の基本的システムが変わっていないんです。
つまりこの日本独自の民主主義がどれだけすばらしいシステムなのかという事です。


一方ヨーロッパでは「30年戦争」で全土で30年間お互いを殺し合いまくって、1648年の「ウェストフェリア条約」でようやく国家の主権が確立するという状態でした。
大化の改新から1000年後でもまだ日本のような「民のための政治」が行われていませんでした。

それまでは、王は王族以外の人間を人と思わず、家畜と同じように扱い、王族の幸せの為だけに国を運営していました。
具体的には女性は生まれてから結婚するまでは父親の所有物で、結婚したら旦那の所有物、でも旦那は領主の所有物なので領主が旦那の妻をさらっても誰からも文句を言われませんでした。
その領主の妻も王がさらうと何もできません。
(ここの話は憲政史家の倉山満先生に教えて頂きました。)

日本だったら、領主がそんな事できません。なぜなら民は天皇陛下の宝だからです。

尚、大化の改新の前は天皇は民のために直接政治を行っていました。
だからと言って天皇が好き勝手やっていたわけではありません。

少なくとも古事記で読み解く限りは、天皇が直接指揮する「民の為の政治」を最低でも第16代仁徳天皇、つまり古墳時代から行いました。
(仁徳天皇といえば、あの世界最大の仁徳天皇陵ですね。あれも奴隷を使って作ったわけではありませんよ。
 学校では教えてくれない、古墳がなぜ作られたかのという理由と仁徳天皇についてはまた別の機会に。)

この日本独特の政治の基本的原則、つまり「国体」は今の日本国民はほとんど知らないと思います。


当時の日本人たちはこの国体の素晴らしさを身をもって知っていました。

他国は日本以外国民は王の家畜です。
だからこそ、その中心にいる天皇陛下の存在に感謝し、この国体をなんとか守ろうとしたのです。


だから、みんな一致団結して必死になって戦ったのです。だから強かった。

そりゃそうですよね。負けたら家畜も生活がまっています。

少なくとも、第二次世界大戦が終わるまでは有色人種の世界はそうでした。
白人には人権が認められていましたが、それ以外の国はタイと日本以外は植民地でしたからね。
(日本の植民地政策にだけは他国と全然違いますが、それはまた別の機会に。)



それが戦後GHQ(外圧)によって、教育勅語と修身を始め日本の「国体」を守るものを全て廃止し、独立心をズタズタにされました。


当時、日本は2600年以上もの間、他国と違い国同士の戦争に負けた事がありませんでした。
だから負けた時にどうしたら良いか知らなかったんです。

その為、たった一回戦争に負けただけで、勝った相手の言うことを全部聞かないと思ってしまったのでした。
それが敗戦後の私たちの悲劇の始まりでした。

GHQのマッカーサは昭和天皇と面会した時に、日本の強さを秘密を知ってしまいました。

それにより、日本独自の「国体」を破壊する事に占領政策を変える事になります。

それにより日本は国体を守る「思想」を破壊され現在に至ります。

だって今日の国体の話、学校では習わないでしょう?それが証拠です。

そうして私たちは国として目標を持たない、持っちゃいけない世界で唯一の国になったのでした。
憲法9条があるのもこれでお分かりいただけるのではないでしょうか?
(日本国民が誘拐しても取り返しにいけないのですからね。独立国とは程遠いです。)

さて、かつての日本国の国としての目標と国体の意味明日はもう少し、掘り下げて
「天皇陛下、万歳!」の本当に意味とマッカーサと昭和天皇について述べたいと思います。

今回のテーマはテーマが大きすぎて書き始めから大分内容が変わってきています。
(ちょっとズレたかも、最後には元のテーマに戻る様にはします…。)
本来、教育勅語や修身や国体などそれぞれで一回分たっぷり話すべき内容なので…。

明日以降もおつきあい頂ければ幸いです。

それと、そんな事いうけどこれはどうなんだ?という質問、反論があれば鍵コメでも教えてください。

多分お答えできると思いますので、このシリーズが終わった際にその質問をテーマとして取り上げます。

よろしくお願いいたします。

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by rangefinder-love | 2015-02-01 20:44 | 本当に伝えたい事 | Trackback | Comments(0)


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