2013年 08月 13日

scene409:中国と韓国の反日は種類が違う。【中国編】

<予約投稿です>
昨日に引き続き、今回は中国編です。

昨日は削っても削っても、ご存知ない方に説明しようとするとどうしても文面が長くなってしまい反省しています・・・。

今日は手短に・・・。と思ったら到底ムリな事に気付き、諦めてポイントだけ記載する事にしました。
詳細はこちらのサイトをご覧頂ければ詳細が書いております。

今回反日シリーズとして新たに『お薦め記事・映像English Here!』の欄に
国民が知らない反日の実態
韓国は“なぜ”反日か?
中国は“なぜ”反日か?
反日問題Q&A

載せましたのでこちらの『中国は“なぜ”反日か?』と『反日問題Q&A』で疑問点は解消できると思います。

e0253132_23101391.jpg

2010年 中華人民共和国澳門特別行政区

さて、なぜ中国は反日なのか?
めちゃくちゃ簡単に言うと。

中国は「一党独裁」と言う大きな『無理』を政治の根幹に抱え込んでいます。
それを維持する為です。


中国(中華民国)の実権を握っていた国民党の蒋介石から共産党が奪った事に起因します。

支那事変では共産党討伐を優先し満州国を半ば容認 していた 蒋介石の中華民国の国民政府 と、
事変不拡大方針のはずの日本 が、何者か(ソ連のコミンテルン)によって無理やり戦争に引きずり込まれていった日中戦争から遡ります。

*日本の軍隊がいたからこそアジアは、日本が敗れるまで共産化されなかった。
 日本が敗れたために中国も満州も朝鮮も共産化されてしまった(崔基鎬氏 談)

日中戦争中、蒋介石率いる国民党は精鋭部隊を温存しながら、大陸国家の常套手段である戦略的退却を繰り返し、日本軍を補給の届かない内陸部へ引きずり込んでいくという、絶対に負けない戦法を取りました。
それに対して共産党軍は、日本軍占領地域で少数で補給路を叩く小規模戦闘を繰り返しました。

そのために、日本軍占領地に取り残された人々は、
「日本軍と戦ってくれたのは共産党だけ」という印象を強く持ちました。


その結果、1949年に共産党政権が誕生することとなり、国民党は台湾に渡ってそこに根拠を置くことになりました。

つまり、『日本軍と戦ったのは、共産党だけ』というプロパガンダは、
「共産党一党独裁」政権を正当化するための、最も強力な必須の宣伝アイテムなのです。


そして、戦争が終わって65年も経った今も独裁をつづけている以上、日中戦争を現在と関係のない過去として、客観的に捉えた「歴史」を教えることは、独裁政権の正当性がなくなってしまう事につながります。

ですから、中国で教えている日中戦争の『歴史』は、物語のように、
「英雄的に国民のために戦ったのは共産党だけ。」ということを、つい最近のことと感じるように、生々しくアピールして、今現在の一党独裁が正しいと感じるような『歴史』教育なのです。





e0253132_23121649.jpg

2010年 中華人民共和国澳門特別行政区

その中国ですが、1979年の中越戦争まで、中国の国内は毛沢東思想に振り回されて経済は成長せず、食うのに精一杯の国民の目には、対外事情などは関係ありませんでした。
 ですから、国の対外政策などに口を出す国民はほとんど居ませんでした。

 ところが中越戦争で、大きな変化が起きました。
 中国の人民解放軍は、ベトナム軍の数倍の死傷者を出しながらも、人海戦術でベトナム国内に
侵攻しましたが、強国アメリカと長い間戦い抜いたベトナム軍相手に消耗戦が続き、
結局補給が続かなくなり、事実上の敗北と言われるような撤退をするに至りました。
 
これによって、軍首脳は毛沢東思想では近代戦(=消耗戦=国家経済力による戦い)は
戦えない事を痛感しました。

日を経ずして、中国は毛沢東思想・共産主義を封印し、
「経済は資本主義」という鄧小平の経済拡大路線が軍の全面的な支持を受けることになります。
 その結果、やっと生活が安定するようになった国民が、政府の対外姿勢に目を向けだすように
 なったのです。それが1980年代中ごろ以降です。

 そのころ既に、アジア新興工業国が経済発展を開始し、発展途上国から脱しつつあり、
 そのキーワードが長期安定政権でした。

 中国も共産党独裁のもとで、長期安定政権を維持し、外資を導入して経済開発を行う方針
 を取りました。
 
 中国は、資本主義的経済開発に方針を決めるまでに、30年以上共産党が政権を持っていた為、
 今後も更に長期政権を目指すともなれば、腐敗が進行し「共産党一党独裁」の問題点は、
 国民の目の前に明らかになってきていますから、あらゆる手を使ってその正当性を
 宣伝しなければなりません。
 そのため、『65年以上前の事を、最近の出来事の様に生々しく教える』路線が継続されます。

 
 中国政府は、
 「日中戦争の責任はA級戦犯にある。」
 「日本国民も中国国民もA級戦犯が起こした戦争の被害者である。」
 「共産党は、A級戦犯と戦った。」
  という形で、日中友好と共産党の正当化をなんとか両立させました。
  しかし、「A級戦犯に従った日本国民と戦った」ということを生々しく教えることは、
  常に「日本国民と戦った」ということを、生々しく教えることを意味します。

  1972年に日中国交回復を決めた日中共同声明のとき、日本政府もこのような
  中国政権の国内政策を了解し、双方が合意したわけです。

e0253132_23141440.jpg

2010年 中華人民共和国澳門特別行政区

<現在の中国政治状況>
 経済が成長して国民の生活にゆとりが出てきた結果、軍事力に押さえられて
 表には出てきませんが、長期独裁による腐敗政府に対する潜在的不平不満は膨らんでいます。

 また、経済が成長してきて、貧富の差が大きくなり、勝ち組と負け組
 (日本資本による投資によって豊かになった者と、豊かになるチャンスがなく
  社会全体が底上げしたことによる物価上昇によって、貧しくなった者)
  に分かれてくるようになると、負け組の政府への不満も蓄積しています。


 日本の中国に対する投資は、ニ位以下を圧倒的に引き離して、数十兆円に達していました。

 このような、中国政府に対する不満を表現することが出来ない状況の下で、
 「日本国民と戦った」という中国のプロパガンダを刺激することが日本国内で生じると、
 
 ①直接理由ではないものの、日本資本が中国社会を変えたために生活が苦しくなった。
 ②『反日』というのは「政府のプロパガンダ」と矛盾せず、極めて都合の良い欲求不満の
  はけ口となる。

 ので「反日」という形で、政府に対する不満を、間接的に爆発させる事が可能となります。


 特に、日本の首相の『靖国神社参拝』は、負け組にも、政権腐敗に対する不満を持つ人にも、
 豊かになっても政治参加ができない不満を持つ人にさえも、「反日」を装うことで、
 「政府批判をするチャンス」を与えることになります。


 2008年当時、中国は、日本から資本・技術・工業設備を輸入し、世界各国に
 その機械で作った製品を輸出して稼いでいます。
 (2008年は、輸出14,285億ドル、11,331億ドルとなり、
  2008年の為替レートでみれば、約30兆円儲けています。)

 日本と揉め事さえなければ、大儲けしてアメリカを脅かす大国になれるのです。

 ですから、中国政府は日本と事を起こしたくないのですが
 (中国政府首脳の抗議は口先・ポーズだけです。小泉首相との会談をすっぽかして
  帰国した中国副首相も、その日の午前中に財界首脳との昼食会をやっていました。)
 
  日本の首相が「靖国神社参拝」をしたとなると、必ず「抗議」をして国民の
  ガス抜きをしないと、国民に欲求不満を吐き出す機会(=暴動)を与えてしまうのです。

  というのも、今まで『A級戦犯に責任のある日本の侵略』を共産党一党独裁正当化に
  つかってきたのですから、もしA級戦犯の合祀されている靖国神社参拝を共産党が
  認めたならば、共産党の一党独裁に根拠がないこととなり、国民の不平不満が正当であり、
  日本ではなく共産党独裁政権に向かいます。

  
  これを突破口にあらゆる政権不満が噴出し、政権崩壊に至る可能性があるのです。

  やっぱり長くなりましたが、以上です。
  (書き足りない事が本当は沢山あるのですが、私も見て頂いている方も限界と思います。)


長文を読んで頂いて有り難うございました。今日は2時間ぐらいかかりました・・・。
もし心に響く所あれば、カエルをクリックお願い致します。•̀ㅁ•́

にほんブログ村 写真ブログ ライカへ
にほんブログ村

*今日の様な内容は当ブログの『カテゴリ』の本当に伝えたい事に記載しています。
ご覧頂けたら幸いです。


  
[PR]

by rangefinder-love | 2013-08-13 17:00 | 本当に伝えたい事 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://hologon.exblog.jp/tb/20923618
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by g_voyageur at 2013-08-14 21:04
こんばんは。

僕はこの国の政治的姿勢には前々から感心できませんでした。
たとえば国同士が権勢しあうのはある意味仕方ないことだと思いますが、すぐ経済や市民レベルまで圧力をかける、レアメタルの輸出規制や税関審査の停止、市民間の交流イベントの中止。

日本の産業もこの国から抜け出して親日の東南アジアにシフトしていくべきだと切に願います。

過去に戦争は確かにありましたが、
現在に至っても相手国へのリスペクトがまるでありませんので。

また世界でも中国系の移民が増えてきてますが、
数世代後に選挙権をその国で持つようになると恐ろしいことになるのではと懸念しております。
Commented by rangefinder-love at 2013-08-15 20:28
★g_voyageurさん
仰る通りです。13万人いまだ中国には日本人がいるとされています。
そこから撤退するのは並大抵の事ではありません・・・。
私は一目散に帰ってきましたが(8年前に)。
本当に頭が痛いですね。


<< scene410:日本は中国に...      scene408:中国と韓国の... >>